模型制作現場より2

現在、カーサムジカという仮タイトルで進行中のプロジェクトです。

この集合住宅は敷地の大きさが奥窄まり、かつ奥行きも深く、室の有効採光面積を確保するのに苦労しました。

隣にも4階建マンションがあり、立て込んでいる場所です。今後の10年スパンの借り手側のニーズも考慮に入れながら計画している段階です。

そういったスタディーにより生まれたカタチでもあります。また全室グランドピアノが入る計画になっており、音楽家向けです。

まだ、スタディーが始まって間もないですが、今後発展させていきたいと思います。

モデルワークは、インターンの常陰さんです。有り難うございます。

こちらのプロジェクト以外にも、某本社ビル・某企業社宅・テナントビルが何軒かを今後発展させる必要があります。

弊社オーガニックデザインに参加して手を貸してくれ、一緒に進めたい方、是非、Jobをご覧下さい。

  gurann

模型制作現場より1

今日は事務所で進行中の一つのプロジェクトの模型をアップ。

役所から駅に抜けるやや大きめの通りと住宅街の隙間のテナントビルを手がけています。

建物が入居するテナントさんにより、柔軟に地域と融合するようにデザインしました。

近くにはカフェや公園、お店や学校もある居住エリアです。

利用用途はテナント次第で幅を持たせたビルを提案しました。

インターンの中西さんによる手際良いモデルワークにより完成しています。

ヨーロッパへの道のりⅡ ~まずは再びオランダへ~

1年前ウィーンにてのヨーロッパ地域への羨望を感じ再びオランダへ渡った。当時、私31才だった気が。

いままでずっと設計事務所で毎日深夜まで働いていたので、この旅はいろんな意味で人生の転機の始まりだった。オランダのスキポール空港に着き、そこからNLの電車にのってロッテルダムへ、そこで日本人でロッテルダムにて建築を学んでいる藤岡大学さんと出会った。当時彼はベルラーヘインスチチュートという名門の建築大学院の学生でした(社会人を経て大学院へ)。まずはベルラーヘを見学させて戴いた。そこでは、藤岡さんのように世界から建築を学びに来ている社会人学生の方が多くいました。そこで藤岡さんのルームメイトのヤン・ウーさんという学生さんと仲良くなり、アムステルダムに一緒に行き、街を探索しました。かれは後にMVRDVに入るわけです。また、フォスター事務所にも遊びに来てくれました。いろいろ話すとベルラーヘ出身の学生さんは優秀なんだと思いました。彼は元気かな?

さて、オランダの風景の特徴は一直線の並木です。ポプラでしょうか?私はこの大胆な風景がとても好きになりました。列車の車窓からも、歩いてても比較的すぐにこの一直線の並木が目に入ります。アーネムに行って並木道を歩いていると、カランカランと音がするとヤギが散歩してきました。これもカルチャーショックで、「なんて長閑なんだ」と思いました。東京のリズムとこれほど違うなんて、こういう世界を知ることができただけでも、世界にでることの意味や自分の人生などについても考えられる時間ができました。

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そして、デルフトに行ってメカノーの図書館を見たり、デンハーグでOMAの建物やリチャードマイヤー、ヘルマンヘルツベルハーなどの建物があり、大学生の時に澤岡先生が、リチャードマイヤーのことを取り上げたり、ベルハーのことを教えてくれたりと、そのことを思い出しました。そしてそのものを見ると、なるほど素晴らしいものだなーと感動しました。特にリチャードマイヤーの建物の繊細さ、建物が模型のような感覚に取り込まれました。

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続く。

インターン生とランチ会 ~8月の川岸倉庫食堂~

弊社オーガニックデザインに夏のインターンで長岡造形大学から彩佳ちゃんが設計アシスタントとして来てくれました。今回も川岸倉庫では彼女を囲んでランチ会をしました。ランチの前に彼女の建築に対する考え方をしっかり聞いて、いままでの課題のポートフォリオを説明してもらい、その内容はとてもハードにやってきたものだと思いました。3年生なのにとても素晴らしい内容です。現在は進行中のプロジェクトの模型担当をしてもらっていますが、最後には自分が今後の設計の糧になるようなものを持ち帰ってもらうべく内容を進めたいと思います。

今回も彼女を囲い、グラフィックデザイナーの狩野さんの奥様より差し入れの、「プロ並みの味のパン」を皆で味わいながら自己紹介をしてゆきます。シェアオフィスメンバーも参加し、市内のビストロジョアのお弁当を食べました!共にごちそうさまでした。

そして、彩佳ちゃん、長岡土産の新潟柿の種ありがとう。