LONDON VISIT 5

10年ぶりの海外旅、かつロンドンの再訪でしたが、これを機にこれからはもっと旅行をしたいと思いました。自分も歳をとるし、人生健康な時に海外に行かなければ、勿体無いと思いました。

最後に、今まで紹介したもの以外で素敵な場所を紹介します。

LONDON VISIT 4

London にて、かつて勤めていた事務所(フォスターアンドパートナーズ)に友人に挨拶に行き、その後に、近くにできていたBattersea Power Stationという発電所をリノベーションした建物を見に行きました。ロンドンはテムズ川沿いをさまざまな街づくりやエリアマネージメントを仕掛けていて、このバタシーパワーステーションへのアクセスも、地下鉄のみならず、バスやテムズボートでアクセスできるようになっており、水辺を回遊する楽しさを醸し出していました。

後半は、ボロマーケットに行きました。ボロマーケット?という響きはなんだか、怪しい市場じゃないか?という音の響きがしますが、ロンドンに数あるマーケットでも、個人的には一番好きなマーケットです。Boroughとは、地区を表します。バラと発音する英国人も多いです。近くにはシャークという高層ビル(レンぞピアノ)もあり、いろんなレンジがロンドン内で色付いていると感じました。

 

 

London visit 3

その後、ロンドンを考察しながら、様々見てきました。
キングズクロスがとても綺麗になっていて、大屋根を幹のような架構で支えている感じなどは、ダイナミックな空間を感じることができました。駅でこそ、こういう開放感・ダイナミズムが味わえるのが良いですね。
また、この近くのコールドロップという昔、石炭の備蓄集積倉庫だったところをリノベーションして、屋根通しがキスしたような設計にして、見事に魅了した場所も大変魅力的でした。どれも、元々あった過去の建物をなぞりながら、今後の未来に向けて詩的な継承をしているところがこの街の魅力になっていると思います。
ちなみに私がいた頃のキングスクロスといえば、一言で言えば言葉を選んで、どちらかといえば、殺伐とした古い駅でした。途中にあるのは、公園の中にあるカフェですね。いろんな建物が試行しながら在って、市民がそれを楽しんで使っている感じがしました。ボードがビビッドな青なのも、センスですね。

London visit 2

2日目に、ロンドンの事務所を訪れました。友人のAndreaとLizと久しぶりに色々、日々のことや、今の仕事のことなど、自分を取り巻く環境なども色々と話ができて、友達の話も聞き入りました。日本でなんとなく抱えていたモヤモヤの感覚が吹っ切れたような感覚がしました。自分が気になっていることは、そんなことを気にすべきでなく、自分がいいと思ったものを作れば良いんだな、と再確認させてくれた会話でした。イギリスでも日本でもいろんな価値観が台頭してきた中での不安感みたいなものをお互いに話し合うことができ、最終的に自分がその価値観に本心から傾倒できるか?ということを見極めながらデザインしていくこと、それが自分でできることかな、と教えてもらった気がします。日本でも仲間となかなか話しにく真髄も話すことができました、ありがたかったですね。

London visit 1 初日

今年はロンドンへの建築の視察に行きました。
15時間くらい飛行機に乗りましたが、到着後はかなりスムーズにパスポートコントロールを出ることができました。
昔使っていたオイスターカードに課金したら、クレジットカードがすでに同じ役割として使えるので、クレジットカードで公共交通機関を使いました。

まずは、Hammer Smithに到着し、ホテルに荷物を置いて、テムズ川沿いを歩き、パブに行き、ビールとフィッシュアンドチップスを食べました。久しぶりにパブに来たので、大きさにCODの大きさにびっくりしました。HammerSmithブリッジは可愛い色(モスグリーン)をしているといつも思っていました。

 

Dior展覧会 東京都現代美術館にて

事務所スタッフと仕事を15時頃に切り上げて、Christian Dior展覧会に行ってました。会場設営が重松さんと言うことで、きっと何か勉強になると思い、日常の仕事から解放されたい気持ちもあり、行きました。

大変素晴らしい展示会で、本当に言って良かったですし、久しぶりに良いインテリアデザインを見た気がします。空間のダイナミズムなども感じられて、非常に感銘を受けました。

展示ももちろん良いのですが、空間を含めた展示になっていて、インテアリアの空間が素晴らしく、最近景気の関係もあるのか、ブティックなども比較的シンプルか、スタイルが多くなってしまっている中、今回のデザインは建築的インテリアで、非常に良かったです。

 

 

 

 

 

くぼみアパートメント 現場レポート

 

 

建設中の様子

弊社で長く取り組んできた「くぼみアパートメント」がようやく足場が取れてきました。アパートの住人同士がくぼみ中庭でテーブルを囲い、繋がりが持て、ひいては『街のくぼみ』として地域に人たちともちょっとした話ができて繋がれる場を目指しました。コロナ禍、住まい方が変容し、シェアハウスのあり方を再考し、計画を立案してきました。途中、ウッドショックを挟み、1年延期などもあり(結局価格が元に戻ることはなかった)、停滞した時期もありましたが、執念を持ちながら作り上げてきました。