経年劣化感のある無垢素材を使って

木の素材は経年した素材がビンテージ感として人気があります。一昔前までは、高級木材のサクラ、メープル、ホワイトウッドなど洗練された木材が人気だった。そのもっと前は、マホガニー、チーク、といった重い感じの高級感が人気があった記憶があります。洗練された木材から見れば、今は敢えての経年劣化させた素材が人気なのは、美的価値観の変遷なのか、発注者の嗜好が変容してきているからなのでしょうか。

車も昔の人の憧れの車と今の人の憧れの車も変わってきているように、インテリアのテイストも10年毎くらいに発注者の年代も変わり、嗜好も変わって来ることがあります。

ビンテージ感などはヨーロッパのコンバージョンホテル的な感じや、アメリカの西海岸のカリフォルニアテイスト、ハワイのモアナの感じなど、共通しているのは、アンティーク、シャビーな感じがみんな愛着があるということなのだろうか。

少し前のオフィスリノベのプロジェクトでも、エイジドウッド(熟成させた?傷あり、不陸あり、敢えての不揃いの木材)を使いながらやりました。