建築研修の旅 OrganicDesign 1 直島

OrganicDesignでは、2年という実務で内勤や現場が続き、スタッフと共に皆で建築の奥深さや楽しさを学びに、直島・豊島への建築研修を行いました。

1日目、成田空港-高松より直島に入り、直島を自転車で回遊しながら、美術館を見学。

私自身は直島には数回目です。新しい美術館もできていました。なんと言ってもスタッフにとって良い経験ができればと思い、場所を選定しました。安藤建築は力強く、優美であり、この島の自然との対比が自然を意識させてくれました。

もっとたくさん見ましたが、載せきれません。海辺のカボチャがなくなっていました。(台風で流されてしまったよう)

次回は、豊島へ移動。

         

 

設計課題最終提出 講評会 大学建築学部授業

今日は大学の建築学部の前期2課題目の最終提出でした。善戦していたと思います。建築をやっている先輩として、皆のことを引き上げたいと思い頑張ってきました。100人程度の中から七名が選出され発表でした。今回前で発表できない人でも今後伸びてくるような学生さんが沢山いました。なかなか設計難しいですよね。今後の成長を楽しみにしています。

小さなリノベーション ~LDKのみのリノベーション~

90年代のハウスメーカーの住宅のLDK部分のみをリノベーションしました。リビング、ダイニング、キッチン、家事室、食品庫など室が小分けされていたものを、一つの壁によって一つの空間にし、どの部分にいてもその空間にいる人を感じられる空間にしました。間仕切り壁を外し、柱を組み換え、1枚のシェアウォールを貫通させ、一体感を醸し出しました。

photo by Y.Okamura

BEFORE

大学の設計講評会 

今年も大学生の前期の課題の講評会が行われました。住宅設計の課題で「外のある家」というテーマの家です。

みんなよく頑張りました。うまくできなかった人も、切り替えて次がんばりましょうね。

街の縁側プロジェクト くぼみアパートメント 

くぼみアパートメントが2020年から計画し、延期等を経て着工しました。2区画の敷地で、長屋と共同住宅がそれぞれに立ち、住人たちがくぼみ中庭に集い、コミュニケーションを促します。また、地域の人が立ち寄り、近隣関係の希薄な地域社会に少しでもつながりが持てる地域社会ができたらと思います。

土間コンの前のやや小さめの割栗石です。

比較的軟弱地盤のため、沈下防止の為、捨てコン前に締め固めしています。

 

 

 

 

 

街の縁側プロジェクト 縁箱BLDG上棟しました。

鉄骨が上棟しました。隣地にはもっと高い建物もある中、3階建てで抑えて、街に馴染む大きさにしています。

今後、この建物が住宅地と商業エリア、公的大型施設とを繋ぐ淵の場所に、街の縁側を作りたいと思います。バルコニー部分とバルコニー軒下がぬれ縁(縁側)として、多くの高齢者住まい、ファミリー住まいが近接する地域と商業、官公庁施設をつなぐあいだに位置する建物です。

鉄骨工場検査 監理

現在、鉄骨造に取り組んでいる建物の工場検査の様子です。

検査は階段の仕様以外は問題がなく、終わりました。

今は現場に横たえています。

 

住宅リノベーションプロジェクト(仮称)スタート

リノベーション前の雰囲気

↑一旦、壁をスケルトンにして、今後、柱や梁を補強しながら、一体空間を形成していきます。

東京都内のリノベーションプロジェクトがスタートしました。元々はリビングとダイニングとキッチンと収納室が4つに別れていたのですが、ワンスペースにして繋げて、新たな家族が住みやすいよう、一体になれるように配慮しています。間取り的、構造柱的に、簡単ではありませんが、構造調整などを構造家に入って頂き、広いスペースを可能にしています。

 

経年劣化感のある無垢素材を使って

木の素材は経年した素材がビンテージ感として人気があります。一昔前までは、高級木材のサクラ、メープル、ホワイトウッドなど洗練された木材が人気だった。そのもっと前は、マホガニー、チーク、といった重い感じの高級感が人気があった記憶があります。洗練された木材から見れば、今は敢えての経年劣化させた素材が人気なのは、美的価値観の変遷なのか、発注者の嗜好が変容してきているからなのでしょうか。

車も昔の人の憧れの車と今の人の憧れの車も変わってきているように、インテリアのテイストも10年毎くらいに発注者の年代も変わり、嗜好も変わって来ることがあります。

ビンテージ感などはヨーロッパのコンバージョンホテル的な感じや、アメリカの西海岸のカリフォルニアテイスト、ハワイのモアナの感じなど、共通しているのは、アンティーク、シャビーな感じがみんな愛着があるということなのだろうか。

少し前のオフィスリノベのプロジェクトでも、エイジドウッド(熟成させた?傷あり、不陸あり、敢えての不揃いの木材)を使いながらやりました。

 

DialogueさんのMVの背景に

Dialogue+さんの楽曲MVでこの場所(Re Bar)を使って頂いて、大変嬉しいし、光栄です!元気が出てくる感じです。頑張ってください!でも,アイガッテ ランテってなんだろう。。。

MVはこちら

 

現場レポート2 根切、床付け、親杭横矢板

現場進行中~。ガラも出てきてしまいました~。

現場レポート1 くい打ち終了

OrganicDesign が設計監理しております物件が昨年着工しまして、着工後、推進がやや停滞気味でしたが、杭打ちがほぼ1週間で全て終わり/1日4本ペースで驚異的なスピードで完了しました。40Mほどにある支持層に固定するわけですが、施工会社のお陰もありまして、速やかに終了。2022年は基礎から建物です!

毎年のインターン研修が素晴らしい

今年も大学生3年生のインターンシッププログラムにて学生さんがOrganicDesignに来てくれました。今年のインターン生の小坂さんも大変優秀でした。まずは、前半で難解な階段の部分模型を正確に作ってくれて、後半の「くぼみアパートメント」のライノセラス、およびレタッチをほぼ3日間でやり遂げました。初めての操作だったにも関わらずここまで書き上げられたのは、吸収力と集中力があるからだと感心しました。

街の「くぼみアパートメント」の中庭の様子