建築視察 ベルギー ブリュッセル1 + ゲント

建築視察 ベルギー ブリュッセル編

アントワープから1h弱の電車に乗りブリュッセルに到着。チケットはアプリで購入してQRコードを途中で見せるだけだった。
アントワープからブリュッセルに到着する際に、大都市に来た感じがした。街のスケールが違うのだろう。
夕刻についたが、ブリュッセル南駅に降りるはずがブリュッセルセントラルで降りてしまった。ただグーグルマップでホテル住所を入れるとすぐ近くのバス停からホテルのすぐ近くまでいけることが分かったので大変スムーズ。初めての地でバスに乗るがクレジットカードで乗れるので本当に楽だ。難なくホテルへ。
この日はアントワープでさんざん自転車移動したので足が疲れ、すぐに眠くなり翌日の朝にベルギー在住のFUTURE SYSTEMSの同僚のTHEOと待ち合わせしたので、明日を待ちわびながら夕食も取らず寝てしまった。

良く朝、友人が時間に車で迎えに来てくれてブリュッセルを車でドライブしながら建築を見て回った。
すぐに街中に大きな庇を見て、見に行くことにした。なかにスターバックスコーヒーがあり、クイックコーヒーを飲んで久しぶりの再会の挨拶を交わした。
Place Rogier Metro , Canopy by XDGA Xaveer de Geyter Architecture

 

次に訪れたのがこちら Karus, Cmpus Melle (mille)

ここは、心療内科または精神科の病院が併設する自然の中の相談スペースだそう。空間が厳かで雰囲気が良い。やや秋なので寒々しい感じもあったが、リノベーションとして過去の建物の再利用としては良い使い方だろう。歴史的な遺構の中に新たな活用法を導いていた。

建築家はDe Vylder Vinck Tailleu.

次にMuzische Leer Thuis Melopee こちらもby XDGA Xaveer de Geyter Architecture による。(彼はOMA出身)

幼稚園だ。建築家の習性でどうしても近寄り、入れるものならば入ってしまう。今回も申し訳なかったが入ってしまった。幼稚園自体は休館日で誰もいないのが可能にした。
構造体システムゲージのなかにスパイラル上のプランがある。
プランも楽しいし、ファサードシステムも素晴らしい。夏はグリッドシステムに緑を生やすこともできるし、タープなどでサンシェードをデザインすることもできそうだ。端正な建築であった。

次はメインのはずだったRCRによるDe Krook Libruary
石炭の荷下ろしエリアに敷地の再開発によるプロジェクト。

こちらの図書館の解説:本は象徴的な要素、印刷された知恵のしるし、魔法のように陳腐化を免れるオブジェクト、そして学生の集中力を刺激するオブジェクトになり得る。デ・クルークでは、本が主役になることは決してない。「本はこの建物の一部に過ぎず、最も重要なものではありません」と建築家は主張する。「空間を体験することも同様に重要です。座ったり、話したり、飲んだり、遊んだり、人々と出会ったり、研究グループや大学の存在に直面したりできます。」これは、デ・クルークを「21世紀の図書館」、「すべての住民を歓迎する文化の中心地」、「起業家精神と革新の先駆者」として提示するという自治体の意図と完全に一致している。 (ARより)

もう一つのGHENTの見たかったものはコチラ

Ghent Market Hall 建築家は後に記載。
街自体が石造りの教会などが多いが故に、木質の温もりの大きなパサージュというのか、キャノピーというのか、中に入ると外からは想定できない光のシャワーが気持ちがいい。
建築って街の記憶になる装置なんだと、改めて感じられる。屋根の形態と内部の天井の形態が異なっているが、4点でこれだけの巨大建築を支え、木質天井は光の穴のあけ方が秀逸なので光のシャワーが気持ちを切り替えらせる。休日だからだろうか、吹奏楽の演者が居て、ゆったりとした雰囲気を醸し出していた。この建築はいろんな意味で素晴らしかった。

マーケットホール、ゲント、ベルギー ポール
・ロブレヒト、ヒルデ・デーム
ロブレヒト・アン・デーム建築家
マリー=ジョゼ・ヴァン・ヒー
マリー=ジョゼ・ヴァン・ヒー建築家

ちなみに隣接していたガラスハウスも何気にお洒落!すばらしい!
Ray Urban Greenhouse ‒ Delmulle Delmulle architecture

 

友人がランチを予約してくれてブラッセリーに連れて行ってくれた。いままで一人旅だったこともあり、ブラッセリーやレストランテには入れなかったので大変嬉しい!
コロッケもオランダのコロッケとは違い、中にクリームシチューのようで美味しい。このランチで食べたのはチキンを食べました、ソースがレモンクリーム風味で美味しい。食べ物全体が味が美味でした。

途中で寄ったカフェ。ここも雰囲気あり。

次はチャペルでKerselare Kapel (Oudenaarde)
建築家はRutger Langaskens (ユリアン・ランペンス)

この建築はついて、結論から言うと素晴らしいの一言だった。

到着してすぐに教会特有の厳かな雰囲気が漂ってきた。
車を降りて1枚目の写真の入口に立った瞬間、フランスのラテゥーレットの教会やロンシャンの教会の雰囲気と同じものを瞬時に感じた。(なぜなのだろう?)

アプローチを抜けるとそこには宇宙船が地球に突き刺さったかのような、そしてそれが中世から存在して、いまは遺跡の様に見える世界観を感じました。

   

1964年に作られたということだが、とてもカッコいい建築だ。内部の光、影、そのラインなど計算されているのか、昔の建築家は尊敬に値する。廊下も素敵な雰囲気です。

ここのところで夕刻になり、ブリュッセルに帰ることにした。

ブリュッセルに着き、夕食はヨルダン料理をともに食べた。ヨルダン料理はヘルシーで食べやすく日本人にも大変合う感じした。
トルコ料理とちょっと近い感じがしました。お店の中に入ったら、満員だったので人気なお店なのだと思います。
現地の人に現地ではやっているお店に連れてきてもらうのも旅が醍醐味です。ありがとう,Theo!

 

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