建築視察 オランダ Rotterdam2

ロッテルダムで私が見たいと思ったのが「マルクトハル」MVRDV設計つまり「Market Hall」を意味する集合住宅の中にできたマーケットだ。大きなトンネル型というかかまぼこ型がダイナミックだ。

集合住宅の中にできたマーケットって、このような大胆な立体プランが思いつくだろうか?!(笑)ここは常に盛況で観光地化し始めていました。
いままでろってるだむといえば、火曜日と土曜にプラークの通りに青空市場がでるのが楽しかった。ここでは15年くらい前に、食事から日用品、自転車の中古の購入まで助けられた。
それを再度行ってみたいと思い、火曜日をめがけてロッテルダムした。すると雨が降っていたのだが、外の市場とこのマルクトハルがあり、全天候型のマルクトハルの方が人が多かった?!感じでした。またマルクトハルは常にやっているので火土の日程も安定して市場にある食材を楽しめる場所として、存在していました。

MVRDVが設計しているが、この建物はDEPOとは違うが、これまた素晴らしいと感じた。

昔、実はMVRDVのスタッフさんに事務所を見せてもらったことがありまして、その時同じ場所に行ってみると事務所が拡張されて存在していました。その二人はもういまや大物ですが。
さて事務所の様子は大勢働いている様子で、中も見えて倉庫でクリエイティブなものを想像しているのだなと感じました。

Rotterdamを自転車で走ると、いたるところに名作がある。
CAFE DE UNI / JJP OUT 20年前にこの建物の絵を買って部屋に飾ってました。

 

竣工前のMADのFEDEXの建物。次回は入ってみたい。上のものは何だろう、滑り台か?!

ロッテルダムは自転車おすすめ 街を自転車で巡るといろんな楽しい建物と遭遇できる。

 

さて
ロッテルダムで滞在したホテルを紹介します。
実は私が大好きなホテル HOTEL NewYorkは昨今高くて、今回の視察では手が届きませんでした。ただ、その隣に倉庫をリノベーションしたホテルがあり、ここに頑張って泊まりました。
昔のホテルをリノベーションしていて、やりかななどもとても参考になりました。1階はフードコートで食事も一人でできる感じでした。

 

私が好きなhotel NEW YORK たまに行く人はぜひ泊まってみてください!当時からいろんな部屋がありました。是非ペントハウスのご体験を!

 

建築視察 オランダ Rotterdam1

ロッテルダムへは10年以上ぶりです。ユトレヒト同様、駅が新しくなっていてました。

今回の視察の注目すべきものとしてロッテルダムのDepot Boijmans Van Beuningen 通称 デポ。
クンストハル美術館はすでにご存じであろうが、その庭を介した前側にデポができたという。

 
 

この美術館は、美術館でありながら保管し修繕している様子を伺えもする新しいタイプの美術館だ。

まず立ち方が素晴らしい。建物の外壁が街を映し出す鏡になっており、建物の威圧感や主張感を消し去り、自分を含めて不思議な旅に連れて行ってくれる建物の様相であり、ファサードだ。
植木鉢の様でもあるが、下部がまがっているのがまた良い!自分たちも含め広場も映し出し、まるでアニッシュカプーアの世界にいるようだった。

やはり名作 クンストハル美術館

 

クンストハル美術館は私が2002年に初めて見た美術館をみてシビレタ建物です。予期できない動線の回遊性、建築をめぐることの楽しさなど、レムコールハースがまぶしく見えた作品の一つです。あれ以来、だいぶ時が経過しているが、そのままの感じで、古びた感じもなかった。メンテナンスも丁寧にやっているとは思うが、空間は光の影響が多いので朽ちるというということがあまりない、いまでも豊かな空間であった。ちょうど DIVAの展示会をやっていて、DIVA自体の展示も音楽と連動していて素晴らしかった。

ロッテルダム駅


 

OMAのホテル Nhow hotel Rotterdam
レベル高いう上で「比較的普通のビルディングタイプ」 エキサイティングな感じが薄く、やや残念。まだアムステルダムのNhowホテルの方が少し良く感じる。しかし、これが単純に一体の壁のようなビルだったとしたら、こちらの方が良いだろう。ただ、CCTV以降のOMAの特徴であるブロックの操作の手法だと感じられた。

自転車を借りましょう。

昔は駅で50ユーロデポジット(返却される)で借りれましたが、いまは旅行者は難しいようでした。
ホテルでも貸してくれますし、レンタルもあります。自転車に乗って街を巡ると、オランダの人と同じ気持ちになれるような親近感が増します。
ただしカギはしましょうね!