ちょっと寄り道:Amsterdam 街の雰囲気

アムステルダムのトラムの中から街の様子↓ 動画有

アムステルダムは日本とこれほど交通事情が違います。歩行者、自転車、バイク、トラム、自動車などなど、それだけで異国情緒を感じます。女性も自転車をすごい馬力で追い抜いていきます。
レンタルした自転車 ↓ 動画有1 動画有2

Amsterdamのマーケット アルバートカイプマーケット 動画有1

動画有2

ボルネオ島を自転車で巡回 動画

チュロスは日本の様に長太いものではなく、短小なものが複数ありトッピングがサプライされている。↓

オランダのおやつ? オリボーレン オランダはストロープワッフルは勿論、コロッケ、パンケーキなどもっとメジャーなのもありますが、このオリボーレンもどこにでもあります。レーズン入りがおすすめ。

アルバートハイン (スーパーマーケット)
買いやすい。レジはキャッシュレス無人レジでレシートを持ってないと基本は出られないので、ご注意を。

駅はこういう感じです。

 

 

建築視察 オランダ Amsterdam 2

今回はAmsterdam Nordの宿に移りまして、アムステルダム北東部の開発等を観ました 。
宿で自転車を借りて、グーグルマップを見ながらBIGの集合住宅を目指し自転車道路を走るのですが、途中にもいい感じの建築が至る所にあります。オランダ国内に雑誌などには出てはいないけれど、一人一人の建築家がしっかりデザインの見せ方に粘りを見せて作っている感じが伝わってきます。どの建物にもしっかりしたデザインがあるような感じで見えました。

   

BIGの集合住宅に到着し、自転車を停め中庭へ


いろんなところに寛げるベンチがあったり、親水性のあるデッキがあったり夏は水辺に出たくなるような共用部でもありました。日本だと片廊下型になりがちだが、スクエアの内側と外側共に住戸のバルコニーが出ていて、デザイン的にもダイナミックに感じられました。

↑中庭側は撮影が憚れたので、記憶に残すことにして写真は少なめにして出てきました。

↓街を自転車で走りながら、多くのきっちりデザインしている建物と遭遇。

 

そして、MVRDVの設計したテニスコート観覧席へ↓

   

通称ホエール↓ 結構前からあります。

ボルネオ島との橋↓ これは昔からありました。

ボルネオ島を自転車で回遊してみました。↓

こちらの丸い建物も2000年代初頭の建物ですが、いまは根付いて住まわれているようで大変雰囲気が良く、住み心地が良さそうな感じが伝わってきました。

 

↑UNスタジオのbooking.comの建物も存在感ありました。

最後に北部での宿情報。ここではLLOYD HOTELに泊まりました。↓
私は大変好きな感じの雰囲気とインテリアでした。
リノベーションホテルで、屋根裏部屋みたいな感じなのですが、小洒落ている感じのセンスで纏まっていて、大変良かったです。自転車も無料で貸してくれたり、1階のレストランもリノベーションした可愛らしいレストランで人気でした。

建築視察 オランダ Amsterdam 1

視察研修1日目はAmsterdam Zuidへ、

大学講師の仕事を切り上げて直接空港に向かい、22時の経由便を経てAmsterdam Schipholに朝の9時に到着。
14年振りで懐かしい感じと昔を思い出しました。NLのsprinterに乗ってAmsterdam Raiへ行き、荷物を預ける予定しました。
昔はチケットを販売機で買っていましたが、いまはアプリかクレジットカードで去年来訪したロンドンと同じ方式なのでとても楽に移動ができました。
初日はアムステルダム南を探索。(観光名所のセントラルの運河などは以前さんざん見たので省略しました、今回は設計者の視点でビルを見に来たという訳ですね。)

RAIに到着して、OAM設計のNhowホテルへ、
このホテルはNHホテルの上級バージョンで、14年前はNHホテルと言ったら日本でいういわゆるInnのようなホテルでしたが、時代が変わってのですね。(笑)
NhowホテルAmster Raiに到着して、最初にオランダらしい大胆に箱を積み立てた彫刻的造形がやりたかったのか、インパクトは在りました。

内部に入ると、高層ビルとしてEVの計画などが素晴らしくとにかく待たないで上階に行けるところなど、緻密に大規模設計をしている感じがしました。
ファストチェックインが出来て、すぐに部屋にバッグを置き、RAIから歩いてAmsterdam Zuidへ、

歩く途中も沢山のデザインクオリティーが高い建物を横目で見ながら「Valley」というMVRDVの秀作を見に行きました。

この建物を外部から谷(VALLEY)を連想させますね。岩の谷とか、グランドキャニオンにある谷とか、カッパドキアなのか、とにかく建物が人に与えるダイナミズムが大きく感じられます。谷を上がると水が張った池があります。熱環境を考えての水たまりの創作なのだと考えました。
また、これから見学に行く人はぜひ外部見終わったら、内部を訪れてほしいです。内部は共用部低層部にのみ入れるのですが、受付の人に尋ねたところ、写真可で自由に見ることができます。
天井を見上げると、先ほど見た水を張った池が上部に。つまり、トップライトに水が張られたといいかえられるのでしょうか、その内部空間にも谷(VALLEY)が連続していたのです。「これはVALLEYの表現を建築に置き換えることをやり切っているな~」と感嘆しました。日本でここまでやれた建築ってあるかなぁ?

 

それと、アムステルダム自由大学の前を通ったときに、丹下健三さん?と思った建築に出くわしました。
こちらの建物(下)ですが、丹下さんのプロポーションと似ていて、丹下さんの名作の一つ香川庁舎を思い出しました。丹下さんもヘルマンヘルツベルハーと近いフラクタルな設計も多く、オランダを視察していることもあったのかなぁ、と考えてしまいました。

最後に最初に紹介したNhowホテルに泊まった部屋も紹介しますと、インテリアが日本人の私にはキツかった。(笑)
朝食は素晴らしく景色は素晴らしいビューでした。

アムステルダム2に続く