
縁がわ+箱 ビル 現場の様子8月初旬
縁がわ+箱 ビル 通称 縁箱ビル が少しづつ仕上げが始まりました。
どんな現場でもやっぱり制作のワクワク感があるものです。今回は外壁に初めて使うセメントサイディングのSOLID Oを使いました。重厚さと白化現象を持ち味と考えた渋い外壁材です。ヘビービューティーな外壁が最終的にどう見えるんだろう?と楽しみになります。今後、バルコニーもまた一癖あるバルコニーなのでそれも上手くできるのか?不安と楽しみな感じです。この仕事の一つの醍醐味なんだと思います。
縁がわ+箱 ビル 通称 縁箱ビル が少しづつ仕上げが始まりました。
どんな現場でもやっぱり制作のワクワク感があるものです。今回は外壁に初めて使うセメントサイディングのSOLID Oを使いました。重厚さと白化現象を持ち味と考えた渋い外壁材です。ヘビービューティーな外壁が最終的にどう見えるんだろう?と楽しみになります。今後、バルコニーもまた一癖あるバルコニーなのでそれも上手くできるのか?不安と楽しみな感じです。この仕事の一つの醍醐味なんだと思います。
今回のリノベーションでは、「子供と勉強」「それぞれのリモート授業、リモート打合せ」ということもテーマの一つでありました。
そもそも昭和の時代からですが、幼少期~小学生低学年くらいまでは、最初は食卓で子供が宿題を広げ、親が横で見てあげるのが一般的で普通でした。
小学生高学年になりますと、食卓から自分の学習机があれば、そちらに移動したり、アイパッドで授業や塾ですらズーム授業がある時代です。
そんなときに、親にとっても目の行き届くリビングキッチンに面してデスクがあると親も安心できますし、子供も聞くことができたり寂しくありません。気が散ってしまうようなときは声掛けもできます。
またこれだけネット社会で生活と密接してきている中、親にとってもズーム会議やメールチェックなどの情報を同じようなデスクでできますと助かりますし、端末の充電等も必要になります。
今回は、そういったことも踏まえ、過去にあった出窓に着目してデスクにすることで解決を試みました。
もともと出窓が大きかったので、4人掛けできるような感じでリビングダイニングに面してワークデスク兼、勉強デスクを設えました。
くぼみアパートメントのプレカット搬入が終了し、上棟しました。
構造の村田様をはじめ、施工の小牧様、プレカットの篠原商店様たちその他の関係者も含め、皆様の能力とお陰でこういった複雑なものが立ち上がりました。このRの中庭のプレカットは相当難解で複雑だったと思います。構造設計者、工事関係者の方、本当にありがとうございます。
今回のリノベーションでは、「掃除のしやすい暮らし方」も一つのテーマでした。
皆さんも既にお持ちな方も増えていると思いますが、最近はロボット掃除機も優秀で、家事の軽減に一役買ってくれています。
ただ掃除機をかける時に、意外と鞄が床にあったり物が床に置かれていて、掃除機をかけるにも障害になり、床に置いてある鞄や物をとりあえずソファにおいたりした経験ありませんか?
掃除機をかける前に片付けが必要になる、「掃除の前の掃除」が必要になってしまいます。
今回は、そういったことが無いように、鞄の収納を玄関から帰宅しリビングに入ったところに設けてあります。床に鞄などを置かない配慮です。
カバンなどは外で床に置いしまう場合もあるので、それをソファの上や机の上に置くのも清潔が保てない一面もあります。またいろんなところに置いてしまうが為に、どこに置いてしまったか?忘れてしまうなど、生活の中であることだと思います。
この収納はそういう意味でも動線の途中にある生活収納であり、収納する事=記憶する事にも繋がるります。
翌日は朝から高速フェリーで豊島に移動し、再び自転車に乗り巡り始めました。天候が良く、風景が綺麗で心に残ります。豊島美術館は本当に素晴らしいと感じました。西沢立衛さんの空間には圧倒され、自らが浮かんでいるような体験、建物も不思議な立ち方、安藤さんとは比較はできないですが、前の体験を完全にかき消しリセットさせる力がありました。シームレスな空間と波紋が本当に素敵です。自分もFUTURE SYSTEMSにいたときは、ロードクリケットセンターなどスタッフとしていきましたが、もう、こちらには脱帽でしたね。素晴らしいの一言でした。
OrganicDesignでは、2年という実務で内勤や現場が続き、スタッフと共に皆で建築の奥深さや楽しさを学びに、直島・豊島への建築研修を行いました。
1日目、成田空港-高松より直島に入り、直島を自転車で回遊しながら、美術館を見学。
私自身は直島には数回目です。新しい美術館もできていました。なんと言ってもスタッフにとって良い経験ができればと思い、場所を選定しました。安藤建築は力強く、優美であり、この島の自然との対比が自然を意識させてくれました。
もっとたくさん見ましたが、載せきれません。海辺のカボチャがなくなっていました。(台風で流されてしまったよう)
次回は、豊島へ移動。
今日は大学の建築学部の前期2課題目の最終提出でした。善戦していたと思います。建築をやっている先輩として、皆のことを引き上げたいと思い頑張ってきました。100人程度の中から七名が選出され発表でした。今回前で発表できない人でも今後伸びてくるような学生さんが沢山いました。なかなか設計難しいですよね。今後の成長を楽しみにしています。
90年代のハウスメーカーの住宅のLDK部分のみをリノベーションしました。リビング、ダイニング、キッチン、家事室、食品庫など室が小分けされていたものを、一つの壁によって一つの空間にし、どの部分にいてもその空間にいる人を感じられる空間にしました。間仕切り壁を外し、柱を組み換え、1枚のシェアウォールを貫通させ、一体感を醸し出しました。
photo by Y.Okamura
BEFORE
今年も大学生の前期の課題の講評会が行われました。住宅設計の課題で「外のある家」というテーマの家です。
みんなよく頑張りました。うまくできなかった人も、切り替えて次がんばりましょうね。
くぼみアパートメントが2020年から計画し、延期等を経て着工しました。2区画の敷地で、長屋と共同住宅がそれぞれに立ち、住人たちがくぼみ中庭に集い、コミュニケーションを促します。また、地域の人が立ち寄り、近隣関係の希薄な地域社会に少しでもつながりが持てる地域社会ができたらと思います。
土間コンの前のやや小さめの割栗石です。
比較的軟弱地盤のため、沈下防止の為、捨てコン前に締め固めしています。
鉄骨が上棟しました。隣地にはもっと高い建物もある中、3階建てで抑えて、街に馴染む大きさにしています。
今後、この建物が住宅地と商業エリア、公的大型施設とを繋ぐ淵の場所に、街の縁側を作りたいと思います。バルコニー部分とバルコニー軒下がぬれ縁(縁側)として、多くの高齢者住まい、ファミリー住まいが近接する地域と商業、官公庁施設をつなぐあいだに位置する建物です。
リノベーション前の雰囲気
↑一旦、壁をスケルトンにして、今後、柱や梁を補強しながら、一体空間を形成していきます。
東京都内のリノベーションプロジェクトがスタートしました。元々はリビングとダイニングとキッチンと収納室が4つに別れていたのですが、ワンスペースにして繋げて、新たな家族が住みやすいよう、一体になれるように配慮しています。間取り的、構造柱的に、簡単ではありませんが、構造調整などを構造家に入って頂き、広いスペースを可能にしています。